信州三木農園

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【農家の豆知識】農家がやっている桃の保存方法


桃の保存については、基本的には常温で保存するということをおすすめしています。

果物の甘みは果糖の他にショ糖、ブドウ糖などによります。

そのうちの果糖は、果物によって含まれる量によって差があり、冷やすと甘くなるという性質があります。ぶどうや、りんごは果糖の割合が高い果物ですので冷やして保存するのがオススメです。

桃はこの果糖が割合的に少なく、ショ糖が多い果物で、ショ糖は冷やすと甘みが落ちてしまいます。常温が適した果物なのです。このような果物は他にみかん、南国系のバナナパイナップルなどがあげられます。

桃は収穫後に一定期間置いておくことで柔らかさなどが変わる「追熟」が可能な果物です。「まだ固いかな」と感じる際は、1〜2日常温で保管することで、お好みに加減に調整することができます。その際もなるべく冷暗所で保存してください。

それでもやはり夏は冷えた果物がたべたい季節。冷やす場合は食べる2時間くらい前に冷蔵庫に入れて冷やし、冷やしすぎないのがおすすめです。

すべての果物は「冷やしすぎ」に弱いんです・・・

冷蔵庫で保管して冷えた桃が食べたい!

冷やしたい、冷蔵庫で保管したいという際には、冷蔵庫内での乾燥に注意が必要です。桃の魅力のひとつである果汁のジューシーさが失われてしまうことを防ぐために、濡れた新聞紙でくるんだり、一玉ずつぴっちりとラップで包むことをおすすめします。しかし、長期間の冷蔵庫保存は甘みを落としますので、ぜひ早めにお召し上がり下さい。

実際に、私たちが市場に持ち込んている時にこんな事がありました。夕方に出荷してしまったために、市場の冷蔵庫で一晩保管になってしまい、翌日に糖度センサーで測って頂いたのですが、自分たちで計測した際には平均糖度14度だったものが、11度になっていました。ガックリ・・・(※出荷の時間を守らなかった落ち度や、市場の計測と条件が違うため一概には言えません。冷蔵によって起きる変化の一例としてご紹介します。)

食べる時は、2時間くらい前に冷蔵庫から出し、常温に戻すと美味しくいただけます。

逆に冷やした方がいい場合

冷やすことのメリットは果肉が冷えて締まるので、皮が剥きやすくなるという面もありますので、桃が剥きにくい時や、タルトなど、お菓子をつくる時にキレイな形で剥きたいという時は、逆に少し冷やすといいです。

また冷蔵庫で冷やすと、熟すスピードが遅くなります。食べきれずに熟しすぎになりそうなものは、冷蔵庫に入れた方がよいです。

農家のやっている桃の保管と食べ方まとめ

①風通しのよい冷暗所にて常温で保管

②たべる2時間前に冷蔵庫に入れてかるく冷やす

③食べきれなかった皮を剥いていない桃は濡れた新聞紙にくるんで冷蔵庫へ

常温保管したものをすぐに冷やして食べたい!という時には、常温の桃を食べる直前に、皮ごと冷水や氷水に15分程度さらし、冷やして食べるのもおすすめです。

#桃 #保存 #冷蔵庫